琉球筝教室

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伝統の琉球琴、大人から子どもまで楽しく学べます。

講師:伊良皆 順子(琉球筝曲 師範)
曜日、時間:ご相談に応じます。
受講料:回数・コースによりますのでご連絡ください。

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琉球箏曲をご存じですか?

三線の人気は非常に高くご存知の方も多いと思います。
この三線と一緒に沖縄の古典音楽を演奏するのが琉球箏です。

琉球箏ってどんな箏?

琉球箏は本土の箏とは違う独自の歴史をたどってきたとはいえ、使う楽器は同じでも、
大きく違うのが弦の張り方です。
琉球箏は本土の箏に比べて弦をかなり緩く張ることで、低音のゆったりとした音色を響かせます。
箏は独立したソロの楽器として扱われることはほとんどなく通常は三線のお伴として演奏され、箏はあくまでも伴奏となります。
唄、三線の邪魔をしない弾き方が求められますのであまり目立たない楽器となってしまいます。

琉球箏の歴史

箏も“三線”と同じように中国から琉球を経由して大和の国へ伝わったと考えられ、琉球王朝の宮廷内において専門の役人によって演奏されるようになりました。
一般の人々が箏に触れることができる様になったのは、明治維新の後、琉球王朝が解体され「沖縄県」となってからのことです。
そして王朝によって大切に守られてきた箏曲は、古い時代の形をそのまま守り、受け継ぐことにつながりました。
箏は日本の伝統楽器と言われるけれど、その “もともとの姿” は本土ではなく、琉球で脈々と受け継がれ、守られてきたのです。

現在の琉球箏曲

琉球箏曲は現在、主に「琉球箏曲興陽会」と「琉球箏曲保存会」という2つの会派によって
大きく分けられています。
興陽会は昭和15年、保存会は昭和30年に設立されました。

ちなみにこれらの会は、主として琉球王朝に伝わる「古典」を演奏するもので、八重山地方にはまた別の「八重山古典民謡箏曲保存会」があります。 当研究所伊良皆 師範は琉球箏曲保存会に所属しております。

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